占いを始めた話

占いと出会ったのは9年前

訪問下さりありがとうございます。

 

私は占い始めたのは9年前、手相→風水→数秘術→トランプ占い→西洋占星術→タロット占い→宿曜占星術の順に興味を持ち、実践してきました。

 

今日はちょっと暗めの話です。苦手な方はスルーしてくださいませ。

私が占いを始めたお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

占いと出会ったのは約9年前でした。

その当時同棲していた恋人がいまして、お互いに結婚を考えていたものの、相手から別れを告げられたことがきっかけです。

それまでは占いに全く興味が無かったですし、現実に起こっていることに対応するほうが忙しい日々でしたので、朝の占いを見てふーん、と思うくらいでした(笑)

 

当時の私は趣味に心血を注ぎ没頭、別れは相手のことを考えずにいたことも原因ですし、部屋も散らかり放題でよく同棲していたな、大切にできていなかったな、選択をさせた彼には本当に申し訳ないことをしたと今は思っています。

 

当時は趣味に理解があり応援してくれていると信じていましたし、14年間続けていた趣味を辞めても良い、脇目もふらず一途に愛してた人からの突然の別れは、それまで続けていた趣味や人格、人生を全否定された気分になりました。

全てが無意味に感じ、心は折れ、人生の大半を占めていた趣味を一切辞め、一年かけて荷物を片付け、さよなら現世を決意。

(加入後一年経たないと保険がおりなかったから)

 

その一年の間でそれでも人の役に立てるように、少しでも自己肯定感を回復できれば生きる道はあるのではないか、と思い色々と努力しました。

勉強して資格を取り、容姿や身なり、所作に気を使い磨き、健康に留意し運動し、料理を楽しみ食事もおいしいものを与え、持ち物を処分し残った物は手入れをし、行ったことのない場所へ行き、舞台や映画館、コンサートや美術館へ行き心を満たし、婚活し多くの男性と出会い、夢を持ちキャリアアップに努め、部屋は常にきれいに保ち、お気に入りの家具を揃えて心地よい家を作り、植物を育て花を飾り、自己肯定感を高めるために多くの本を読み、人の役に立てるようにコーチングやカウンセリングの本を読み、心地よく一緒の時間を過ごして頂ける様にマナーを身に付け話し方を変え、提供できるものを増やせるように関心を広げ、心穏やかに人に接し、自分と向き合い、自分を大切に、日常に喜びを、と。

その中で「引き寄せの法則」に興味を持ったり、今も続けている「願いごと手帳」や「新月の銀ペン」とも出会いました。

 

そんな日々の中で、たまたま観ていただいた占い師の方に、手相で結婚を逃したことを当てられました。

「もっと早く知っていたら、結婚していたのかもしれない。だったら自分で占えるようになればいい」と思い、そこから手相を勉強しました。結果論なので、勘違いも甚だしい(笑)

そして人を占い、喜んでくれる姿を見て人の役に立てたと思えたのでした。

 

けれども心は折れたまま空しく、何を目標に生きていけば分かりませんでした。

2chを読み漁り、その中の掃除板でカレン・キングストンの本に出会い、風水に興味を持ち勉強しました。

 

そしてたまたま応募して当たった鑑定で数秘術と出会い、数字の象徴が面白かったので学び、手相で対応できない質問を補うために、手持ちのトランプで卜占を始めました。(数字×スートの組み合わせで解釈)

同じくらいのタイミングで、たまたま声をかけてくださった霊能者の方から「あなたは占い師になれるよ」と言われて、やりたいこともないから、と言うのもありました。

 

部屋を片付けても、自分を磨いても、多くの人と交流しても、新しい趣味を始めても、勉強しても喪失感を埋めることはできず、一年経った日、決行のため電車に乗って山へむかいました。

その日は雨でしたが、電車に揺られる間に雨はやみ、窓から虹が見えました。

虹がきれいだった、ただそれだけの理由で引き返してきました。

 

その後、占いを学ぶことも以前のように努力することもなく、片付け終わった何もない部屋でなにもしない日々を経て、突然思い立って絵を描き始めました。たまたま夏コミに誘われ行き、同人で漫画を描きたいと思いました。

漫画を描くことも「これだけ描いたら辞めよう」と思っていたので続ける気はなかったのですが、漫画に費やした時間をそのまま切り離すことはできず、でも描きたいものはないので創作オンリーイベントへ。

そこでコミティアの漫研に入り、漫画楽しいな、漫画家デビューしたいと思い出張編集部へ行き、担当さんがつきました。ところがネームに悩み、全く描けない日々でした。本を読んだり講座に行くものの描けない日々は続き、占いが役に立つのでは?と考えました。

同時に同じく悩む人がいると知り、どうしたら手助けできるか考え、「占いでなんとかなるのでは?」と言う答えにたどり着き、「漫画を描く行為に対応する占いはなにか」「漫画を描く上で必要とされる占いの項目はなにか」を考え、同人誌を作ろうと思いました。

そしてできれば多くの人に対応できるように、なるべく皆さんが知っているポピュラーで楽しめるものを、と考え、色々と本を読んで、星占いだったら雑誌にも毎月載ってるし、テレビでもやってるし、とっつきやすいよね、と、占いの中から西洋占星術を学び始めました。

 

それで出来た本が『作家向け12星座占い読本』です。

気が付いたら4年半前の本……!

 

西洋占星術を面白い、と思わせてくれた先生と出会った幸運もあり、そこからは西洋占星術沼です。

その前にオーラソーマやタロット、オラクルカードや手相の講座に行ってましたが、長くは続きませんでした。

 

それから漫画やイラスト、占いのお仕事を頂くようになり、漫画家としても念願のデビューを果たし、今に至ります。


タロットは最近です。西洋占星術を学んでいるときに一緒に勉強して絵を描いたりしてましたが、カードを引くようになったのはここ一年くらいです。トランプ占い熱が復活したものの読解が困難なときがあったので、タロットと対応させてみよう、と思い再び使うようになりました。

タロットを使わなかったのは、過去に心霊現象っぽいことが起きたり、なんか視えるからです。自分でカード引いていると、空気が変わる瞬間が怖かったのでした。

トランプ占いをしておきながら矛盾しているのですが、過去に「タロットをやってはいけない。」と言われ、気にしていたこともあります。今はその理由もわかってきたので気軽に占います。


宿曜占星術は鑑定していただいて面白かったので。

 

途中から漫画の話も入って長々書きましたが、こんな感じの占い歴でした。

自分自身で実践して、効果があった、納得できたものを提供していくスタイルです。

漫画描き始める前の一年間で得た経験が今の私に結びついているので、無駄ではなかったな、と。

それでも時々無価値な人間だと思うことはありますが、そんなネガティブさが漫画や鑑定で活きることも多いですし、無価値と思うということは理想に達していない、と言うことなので、理想と現実のギャップを埋めることに注目すれば、自ずとやることは見えてくるのでした。

 

もうすぐ10年目なのか・・・もっと勉強しよう、鑑定しようと思う次第です。

 

 

 

おしまい